Facility Standards施設基準に関して

Facility Standards施設基準に関して

○明細書発行体制加算

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。 明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

 

○医療DX推進体制整備加算

当院は、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しております。

  • ■オンライン請求を行っております。
  • ■オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。
  • ■マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
  • ■電子処方箋の発行や電子カルテの共有サービスなどの取組を実施してまいります。(※今後導入予定です)

 

○医療情報取得加算

当院はオンライン資格確認システムを導入し、マイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用を推奨しております。当院が患者様からお預かりした受診歴、薬剤情報、特定検診情報その他必要な診療情報は、適切に管理・活用して診察いたします。
なお、令和6年6月1日より、医療情報取得加算として下表のとおり診療報酬点数を算定いたします。

 

初診時
(月に1回)
マイナ保険証利用あり:1点
マイナ保険証利用なし:3点
再診時
(3か月に1回)
マイナ保険証利用あり:1点
マイナ保険証利用なし:2点
  • ※上記に関わらずほかの保険医療機関からの紹介状をお持ちの方は、診療報酬点数が1点となります。
  • ※マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いいたします。

 

○一般名処方

・薬の名前には2種類あります

薬の名前には「商品名」と「一般名」の2種類があります。「商品名」は製薬会社が薬を販売するためにつけた名前で製薬会社によって異なります。一方、「一般名」は薬の有効成分の名前のことをいいます。

 

・一般名処方になると患者様ご自身で薬を選べます

一般名処方では薬を指定する「商品名」ではなく、有効成分の名前のみを表示する「一般名」で記載するため、先発医薬品か後発医薬品(ジェネリック医薬品)を調剤薬局にて患者様ご自身で選ぶことができるようになり、薬の選択の幅が広がります。今までと同じ薬を続けることもできるので安心です。

 

・ジェネリック医薬品は品質・安全性も保障されています

有効成分や効能・効果、用法・用量は先発医薬品と同様で、厚生労働省の厳しい基準をクリアしているので、品質や安全性は保障されています。

 

・ご相談は薬剤師へ

当院では、「一般名」にて処方箋を発行します。(ジェネリック医薬品が存在しない薬などに対しては、今まで通りの「商品名」での処方箋発行にします。)患者様は、処方箋を持って調剤薬局に行き、数種類ある医薬品の中から薬を選択します。その際、患者様のご希望を伝えたうえで、調剤薬局の薬剤師から薬の情報と説明を納得するまで受け、よく相談してから薬を選択してください。

 

○後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養とは、令和6年度診療報酬改定により令和6年10月から導入された制度です。

患者様の希望により後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を処方した場合に、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の差額4分の1に相当する金額を選定療養費(自己負担)として患者様にご負担いただく制度です。

●詳しくは厚生労働省【後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について】をご確認ください。

.jpg